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1 旅行記
 歴史の重みと奥行きを感じさせられるシルクロードという旅先で、旅をご一緒した方々の豊かな個性に刺激された、楽しい日々でした。
 チェーホフの言葉に「過ぎ去りし時は、次々流れゆく出来事の切れ目のない鎖によって現在とつながっている。その両端の片方に触れると、もう片方が震える」という表現がありますが、まさに歴史の中に生きていた人々、その思いがひしひしと伝わってくると同時に、共に旅をした人たちのそれぞれの思いも感じとることの出来た、素晴らしい旅行でした。
 ナボイ劇場建設に従事した永田行夫総隊長をはじめとする日本人抑留者に対する嶌会長の強い思い、そのお話をウズベキスタンの地で伺うことが出来たということも格別なことでしたし、建築の専門的な観点からの声、またある人は民族衣装に対する思いを通し、或いはこれまでの様々な旅を重ねていく中での独特の視点、時に星と月に思いを馳せたり、思いのほか洗練された料理に感心したり、変わりゆく現代にあって変わらぬもの、なおかつ驚くべき変化とに注目する声、等々、参加者の個性によって見えてくるものの広がりがありました。
(寄稿者:ウズベキスタンコース 添乗員 畔上(あぜがみ)明)

2014年06月22日(新規掲載)

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