【旅行記】>>その1  >>その2  >>その3  >>その4  >>その5  >>その6  >>その7  >>その8
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1 旅行記
 中央アジアの旅はシルクロードの歴史の一端に触れることが出来ました。中世の歴史的な遺物のお陰でタイムトラベルが出来、過去の雰囲気を楽しむことができた素晴らしい旅でした。
 初日のバスの中で、90ドルを1,000スムに両替、3cmほどの厚い札束になり急にお金持ちになった気分を味わいました。ヒワ観光では、大きな城砦に囲まれたイチャン・カラ、モスクとメドレセ、ミナレットの遺跡の数々、青い空に青いタイル摸様の美しさに目が奪われ、歩いていると中世にタイムスリップした気分になりました。昼食後は民族舞踊を楽しみ、フレンドリーな子供達の笑顔に平和を感じる。
 11日はアムダリ川を渡り、赤い砂漠の中480キロバスの旅、途中の青空トイレ、気持ち良かったこと…。
 この砂漠に、天から水の恵みがあれば素晴らしい緑のオアシスとなり新たな文化が誕生するだろうとバスの中でアラビアンナイトの想像の世界を楽しめました。
 ブハラではタキ・ザルガロンでのお買い物を楽しみ、コウノトリ型ハサミをお土産に購入する。
 13日は特急列車でサマルカンドへ、中央アジアの科学・文化の中心地、「青の都」へ。ホテルの前の緑の並木が続く公園にはティムール像があり、早朝の散歩で歩いていると、この町の美しさと輝きを感じます。コニギルメロス紙漉き工房見学では、自然の中でゆったりと心も身体もリフレッシュ、旅の中のオアシスでした。
 タシケントで、日本人墓地に参拝、墓地の清掃をしている4人の女性に感銘を受け感謝とこの地に眠る兵士の御霊へ世界平和を祈る。ナヴォイ・オペラ・バレイ劇場、旧日本兵が強制労働により建てた、堅牢な劇場、日本人の誠実で堅実な精神、大和魂に誇りを感じると共に、この精神文化は私たちが受け継ぎ、世界に誇れるお手本と成るべき精神文化として育てて行かなければと使命感を感じました。
 15人の旅仲間が素晴らしく心が通い合い心豊かなシルクロードの旅でした。感謝です。「有難うございました」。
(寄稿者:齋藤 茂子)

2014年06月22日(新規掲載)

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