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事業の成果
当年度に実施した事業の概要は以下のとおりです。 |
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昨年度から持ち越しとなった「設立20周年記念ウズベキスタン旅行」は,嶌会長・川端理事長を始め,理事を含め参加者30名で,9月6日から13日までの8日間の日程で実施しました。行く先々で駐日ウズベキスタン大使館の援助で思わぬ歓待を受ける中,観光だけでなく,環境問題を考えるためアラル海の見学,日本人抑留者墓地の墓参・資料館の訪問,日ウ関係者・元留学生との交流パーティーなど,協会ならではの旅行ができました。広報誌でも一部ご紹介しましたが,参加者の皆様の多くから好評の声が寄せられました。 |
(2) |
6月通常総会後のトークイベントに,ウズベキスタンを舞台とした初の劇場公開映画「旅のおわり世界のはじまり」(日本・ウズベキスタン国交樹立25周年・ナボイ劇場完成70周年記念,黒沢清監督)の企画・制作プロデューサーをゲストにお招きし,作品のテーマ・見どころ,撮影中の苦労話,ウズベキスタンの魅力を語っていただきました。また,映画への関心を高めるため,広報誌などで大きく取り上げました。 |
(3) |
中国の「一帯一路」構想で,経済的にも中央アジアへの関心が高まる中,ウズベキスタンへの事業進出の一助となるべく,11月に2回シリーズで「ウズベキスタン貿易講座」を開催しました。島会長の基調講演の後,重松理事が体験とエピソードを交えて,ウズベキスタン市場を取り巻くビジネス環境,貿易実務,参入方法を講義しました。受講者からの質問も多く,予定時間を大幅に超えての講座でした。 |
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会員,在日ウズベキスタン人及び関係者が一堂に集う「新年会」は,160名の参加を得て,1月25日に日本プレスセンタービル大ホールで開催しました。トークショー,中央アジアの伝統楽器ギジャクの演奏と華やかなウズベクダンス演舞の後,懇親パーティーに移り,大使館提供のウズベク料理を味わいながら会話も弾み,交流を深める場となりました。また,年度始め4月に開いた「新宿御苑お花見会」は,留学生ほか多くのウズベキスタンの皆様が参加,ファジロフ駐日大使のご挨拶もいただき,満開の八重桜の下,交流の大きな花が咲きました。 |
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「ウズベク語講座」は,留学生2人を講師に,前期(4〜9月)と後期(10〜3月)ともに,初級・中級・中上級・上級のコースに分け,月2回のペースで各10回(年20回)開講しました。「嶌信彦の出前講座」は,年4回開催のところ,都合により2回を次年度に送ることになりました。 |
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地域国際交流団体等が主催するイベントに参加し,ウズベキスタンの文化・舞踊・工芸品,子供たちの絵を紹介するなど,ウズベキスタンの知名度アップに努めました。 |
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広報誌を6月と12月に発行したほか,会員向けに事務局便りを3月に送付,インターネットのホームページ,フェイスブックと合わせて,適宜に情報を発信しました。 |
その他,イベント会場でのバザー(ウズベキスタン物産の紹介・販売),駐日大使館主催行事への人的支援,オリンピック・パラリンピックのホストタウンの交流事業に協力するなど,ウズベキスタンとの一層の友好を願い,多岐にわたる事業を実施しました。 事業の実施にあたり,会員各位を始め,有志のボランティア,会場の無償提供など,教会活動に熱心にご支援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
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2 事業の実施に関する事項 |
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(1) |
特定非営利活動に係る事業 |