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| 協会設立の趣旨 |
世界の人々は、「シルクロード」という言葉に何とも言えぬロマンや歴史、文化の匂いを感じとり、憧れをいだくと思います。事実、シルクロードは紀元前の世紀から中国と欧州（ローマ）を結ぶ東西の貿易路であり、2000
年以上にわたって様々な国際交流、文化を育んできた「文明の路歴史の路」でもあったのです。
ウズベキスタンは、そのシルクロードのど真中に位置するオアシス国家としての歴史をもつ国です。タシケント、サマルカンド、ヒワ、ブハラなど学生時代に学んだ中央アジアの歴史上に名を残す都市の名前を思いおこすでしょう。それらの都市を抱えて
1991 年に旧ソ連邦から独立した国が「ウズベキスタン共和国」です。
紀元前にはギリシャ、紀元後に入ってからはローマ、ペルシャ、インド、トルコ、蒙古、中国そして旧ソ連などが、つねにシルクロードの戦略的要地として支配したり、攻め込んだりした地です。ウズベク人は
14 世紀にあのチムール大王を輩出して大チムール帝国を築いたこともあります。
1991 年の独立以降は、市場経済化による近代開発をめざしながら、中央アジアの中心的な国として存在感を増しています。
私たち「日本ウズベキスタン協会」は、そのウズベキスタンと日本の歴史的なつながり、親日的な国づくりの努力、戦後のシベリア抑留からウズベキスタンへ強制移住させられた抑留者の方々の感動的秘話などを絆に、シルクロードとウズベキスタンの人々や文化・歴史を通じた友好親善を深めるために、1998年４月に発足したボランティア団体（現在、NPO（特定非営利活動法人））です。ウズベキスタンを中心とする中央アジアやシルクロードの歴史・文化・人々に興味と関心を抱き、ボランティアや交流・勉強などをしてみたいと思う方々は、ぜひご入会ください。 |
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