拝啓 皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は舞鶴市とウズベキスタンとの交流に、ご理解とご尽力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、舞鶴市が日本ウズベキスタン協会に法人会員として入会させていただきました。ご挨拶を兼ねまして、本市とウズベキスタンとの交流についてご紹介をさせていただきたく存じます。
京都府北部の日本海側に位置する舞鶴市には、戦後13年間に亘り、中国大陸やシベリアからの引揚者を受け入れる引揚港としての役割を果たしてきた歴史があります。その中で、特にウズベキスタンに抑留された日本人の多くが舞鶴港に引き揚げられたという縁からウズベキスタンとの交流が始まり、その交流の分野は現在も拡がり続けています。
そして今年、東京五輪においては、ウズベキスタンのホストタウンとして柔道選手団を受け入れ、コロナ禍で制約はありながらも、心を込めておもてなしをさせていただきました。
これまでのホストタウン交流で築いた信頼関係を、オリンピックレガシーとして次代に継承するため、フェルガナ州リシタン地方との間で「農業」「産業技術」「介護福祉」の各分野におけるウズベキスタン人の人材育成に関する覚書を取り交わし、これに基づいて同国への協力事業を推進しています。
こうした舞鶴市の取り組みを知り、最近、有難いことに、ふるさと納税をウズベキスタンとの交流事業に活用してほしいという声をいただいていることから、先ずはNoriko学級で学びながらも経済的に困難な学生の人材育成のために、この貴重な財源を充てることとし、全国の方々に向け広く寄付を募ることといたしました。早速ではございますが、パンフレットを作成いたしましたので、ご一読いただき、皆様方のご理解・ご協力を賜れれば幸甚でございます。
結びに、会員各位の今後益々のご健勝と、日本ウズベキスタン協会のご繁栄を祈念申し上げます。
なお、ご不明な点がございましたら、下記の問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
敬具
舞鶴市産業振興部国際交流課 担当:小谷、小島、渡瀬、坪内 電話:0773-66-1037 ※リンクは こちらから
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