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私費で日本人抑留者史料館を運営するスルタノフ氏──   
   ──長年の功績で外務大臣表彰受賞

 タシケント、ヤッカサライにある日本人墓地近くの民家で、17年前より個人で集めた日本人抑留者の資料などを展示し、資料館として私費で運営しているジャリル・スルタノフ氏が、本年外務大臣表彰を受賞しました。

 スルタノフ氏は子供の頃より、日本人抑留者について「遠くの国から連れて来られたのに勤勉に働いていた。」と聞き、他国のために手抜きをしないしっかりしたものを作ったことを知ったことで,ウズベキスタン独立後より当時を知る人にインタビューなどの調査を開始し始めました。

 そして,スルタノフ氏は17年前より収集物を資料館に所蔵し,自らが運営する資料館はスルタノフ氏の私費により運営されており、無料で開放されています。
(寄稿者)正岡 あかね


2015年10月04日(新規掲載)

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