2012年度・第12回日本ウズベキスタン協会の総会を6月23日午後2時より行います。2011年度の事業報告、収支決算書、今年度の事業計画、予算等について報告いたします。
総会後、平山郁夫夫人・美知子さんを特別ゲストに「シルクロードと平山郁夫画伯秘話」と題してお話を伺う予定です。
○日 時: 6月23日(土) 14:00〜16:00
○場 所: 日本プレスセンタービル10階ホール(千代田区内幸町2—2—1)
《会員の皆様へ総会についてのお願い》
出席者とご返信の合計が会員の過半数により総会が成立します。出欠の有無を会報誌と同封の葉書に必要事項記入の上、協会事務局宛ご返信下さい。総会の出欠は6月15日(金)必着でお願い致します。
●総会後の親睦会では平山郁夫夫人・美知子さんをゲストにお迎えして、嶌会長とのトークが繰り広げられます。
───シルクロードと平山郁夫画伯秘話───
シルクロードといえば、平山郁夫画伯。その平山画伯を陰で支えて来られた平山美知子夫人の人生も波乱万丈です。「君と一緒なら世界を征服できる」とプロポーズされ、日本画壇の頂点に立った平山夫妻とシルクロードの秘話を6月23日の総会後の親睦会で大いに語って頂きます。乞うご期待です!!
6月総会のゲストに平山美知子さんとのトークをお願いしたら快く引き受けて下さいました。平山美知子さんは平山郁夫氏と東京芸術大学で同期。首席で卒業した才能を持った方です。師の前田青邨画伯に郁夫氏との結婚を告げたら「どちらかが絵筆を捨てないとダメ。二人一緒にやったら失敗する」と言われ、裏方にまわることを決意したと言います。
それからの人生は苦労の連続で、長い間貧乏暮らしが続き、家計のやりくりに追われる。これを予想して結婚した日から家計簿をつけ始め、その冊数は今も続いて100冊以上。しかもその内容は詳細を極め、日記にもなっており郁夫氏との苦闘の歴史がつづられたドキュメンタリーともなっています。また郁夫氏と出かけた海外スケッチ旅行は200回に及び、うちシルクロードには100回以上。美知子さんが下調べをし、旅行中は絵の材料となる写真撮影、スケッチ、旅行手続きなども全部担って来られました。
その平山郁夫氏は1年半前の2010年12月に他界、美知子さんは絵筆を捨てた代わりに版画に挑み、版画家としても有名なのです。
今回のゲストトークでは、平山画伯とのなれそめ、貧乏時代の抱腹絶倒の生活ぶり、シルクロードとのかかわりと美知子夫人の果たされてきた役割などをたっぷりとお聞きする予定です。平山郁夫さんの美術館は全国数ヵ所にありますが、故郷・瀬戸内海の広島県瀬戸田町で2005年10月に当協会がイベントを行っており、そのご縁もあって、今回の招待が実現しました。平山さんの著作に「シルクロード夫婦行—130回を旅して」(毎日新聞社刊)など多数があります。是非お楽しみにして下さい。
○ 参加費:会員・学生・留学生 1,000円 非会員2,000円
(支払いは、当日受付にてお願いいたします。)
○ 申込み:所属(会員・学生・留学生、非会員)を明記の上メールまたはFAXで
事務局まで
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