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キルギス南部のオシ市で最近発生した騒乱にかかる寄稿 ウズベキスタン共和国外務省の声明
─2010年6月12日19時46分(タシケント市)─
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キルギス南部のオシ市で最近発生した騒乱に関し、ウズベキスタン社会と国民は大きな不安と懸念を表明する。
ギャング団がオシ市の街中や住宅で殺人、暴行、集団虐殺、放火、平和に暮らす住民からの強奪などを行っているという事実は野放しにされており、国際社会の憤慨を呼び起こさずにはいない。
特に、大規模な殺人、住宅での強奪、放火がオシ市、オシ州に住むウズベク系住民に対して行われているという状況は、大きな不安と不寛容の感情を呼び起こしている。
このような行為は、組織的、誘導的、挑発的性質を帯びており、民族間対立を挑発し、キルギス南部に住む少数民族にとって耐え難い環境を作るという、この騒ぎだけにとどまることのない目的を持っていると結論付けるだけの根拠がある。
これはすべて力の先導で行われたということは疑いもなく、その力の利益というものは、キルギス民族の利益からはまったく程遠いものである。
現在、オシ市で起きていることは、キルギスのすべての民族間の協力関係と友情の歴史により築かれてきた何世紀にもわたる伝統に決してそうものではない。
多くのことを経験し、多くのことを見てきたキルギス民族とその民族の健全な力は、国の情勢を安定させ、多民族国家キルギスの平和で平穏な未来を保障するために犯罪性と混乱の大規模な騒ぎを止めるに十分な聡明さと人生経験を持っているということを私たちは確信している。 |
2010年07月10日(新規掲載) |
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