協会の活動状況・会員からの寄稿


2 0 1 0 年 新 年 会 は 国 際 色 豊 か に ! !
−トークショーとイベントで大盛り上り−

 2010年度(平成22年)日本ウズベキスタン協会新年会は好天に恵まれ、1月23日(土)午後2時より日比谷の日本プレスセンター10階ホールにて開催されました。会場には会員、留学生、大使館、そして当協会に関わる加藤九祚先生、絹谷幸二氏、田中哲二氏など各界のご来賓が来られ、250名以上を越すほどでした。会場設営係は追加の折りたたみ椅子を用意するなど大忙しでしたが、新年会はトークショー、演芸、立食パーティーと新春の集いにふさわしく大いに盛り上がりました。
 新年会は川戸恵子(副会長)の司会進行のもと、昨年の協会活動への感謝と新年度の新たな活動への取り組み説明・ご協力のお願いなど、嶌信彦会長の「新年の挨拶」でスタートしました。

世界平和を説かれる奈良薬師寺の長老安田暎胤氏とのトークショー
 今年は奈良遷都1300年。協会も秋にシルクロード・中央アジア検定を開催する計画もあり「玄奘三蔵とシルクロード」のタイトルのもと嶌会長と奈良薬師寺の長老安田暎胤氏とのトークショーは始まりました。玄奘三蔵の辿った中央アジアの国々の歴史、仏教、日本に与えた影響、世界平和を説かれる興味深い話などお二人のトークに聞き入り、引き込まれていきました。

駐日ウズベキスタン大使ハミドゥラ・カラマトフ大使来会ご挨拶
 昨年(2009年)秋に着任された駐日ウズベキスタン大使ハミドゥラ・カラマトフ大使ご夫妻が来賓として来られ、ご挨拶をいただきました。カラマトフ大使は前駐仏大使であり、副首相の肩書きを持つお国の重鎮です。ご挨拶はウズベキスタンと日本との友好親善や歴史的なつながり、考古学、仏教遺跡など文化、芸術に深い見識を示され、表情がにこやかで親しみを感じさせてくれます。大使はその後のパーティーでも多くの方々と語らい、気さくに参加者と写真におさまるなど積極的に交流を深めていました。

新年会は「南京玉すだれ」と「ギター演奏」イベントで大盛り上り
 新年会を盛り上げたのは協会会員でもある高橋和子さん他の皆さんです。カラフルな舞台衣装で会場と一体となった掛け声と手拍子による「南京玉すだれ」のパフォーマンスは外国の方々には、日本の伝統文化にふれる機会ができてよかったのではないでしょうか。またパーティーでは昨年総会時にも演奏をお願いした伊東福雄さんらのメンバーによるギター演奏が新年会を更に盛り上げました。

「ウズベキスタンの料理」に舌つづみ
 パーティーの席上に大使館のご婦人方が作られた、ソムサなどたくさんのウズベキスタン料理がならび、参加者はお国の特別の料理に舌つづみを打って楽しんでおられました。
 会場は会員、10カ国を超える留学生、ウズベキスタン大使館スタッフとそのご家族も大勢参加され、留学生は子供連れも多く、久しぶりに暖かい家庭の雰囲気に満ちたパーティーとなりました。またウズベキスタンのシンガー「アノーラさん」が日本の曲をアカペラで歌い、留学生や日本人からも拍手喝采をあびました。
 あっという間の2時間半でしたが、皆近況を報告しあったり、記念写真を撮ったり、それぞれの形で交流を深めていました。
 会場お開き中締めのあとも、多くの方々が名残惜しいのか会場をあとにすることができませんでした。新年にふさわしい交流の場がもてたことを大変嬉しく思います。

2010年02月21日(新規掲載)

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