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ウズベクポップスの集いに参加して
“ウズベクポップスの時代が来る!!”
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【概 要】
ウズベキスタン・中央アジアに関心を持つ若者は、ポップスミュージックの世界に、ウズベクダンスの世界にと積極的に自分たちの関心を広げています。以下は先日東京都北区十条のウイグル料理店「シルクロードハウス」で行われた会合の報告です。
【報 告】
奈良時代中期…。篳篥が日本にやってきた。この篳篥の伝来がなければ「雅楽界の貴公子」、東儀秀樹氏は誕生していなかったに違いにない。
奈良時代後期…。琵琶が日本にやってきた。この琵琶の伝来がなければ「祇園精舎の鐘の声…」の口上は今日まで語り継がれなかったに違いない。
江戸時代後期…。唐人笛が日本やってきた。この唐人笛の伝来がなければ日清食品は「チャルメラ」を発売できなかったに違いない。
これら日本の伝統楽器はすべて中国から伝来したが、いずれも西域よりシルクロード経由でもたらされたものである。換言すれば、日本の音楽は西域なくして存在しなかった。
ところが明治維新以降、日本で音楽と言えば「クラシック」「ジャズ」「ロック」と欧米ばかり…。欧米偏重ゆえ、日本の音楽が西域発祥だったことは忘れたようだ。
いまや大多数の日本人が西域の音楽に無関心だが、西域はワールドクラスの美人歌姫を次々排出している。そして彼女等は民族音楽ではなく、最新ダンスミュージックを歌うのだ!
なお、西域歌姫はウズベキスタン出身者が大半である。そのせいか、当協会のウズベク語講座は「ウズベキスタンの音楽(ウズベクポップスと呼ぶらしい)が大好き」が集まっている。
協会員のみなさん、これからはウズベクポップスですよ!
(寄稿者:ホームページ委員会) |
2009年08月31日(掲載) |
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