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暮の蕎麦打ち会(オイーラの会)
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年の瀬を迎えた平成 18 年 12 月 19 日に、大使館の夫人達に一足早く年越し蕎麦を経験していただこうと、蕎麦打ち会を開きました。
場所はマルドナさん宅のリビングルームをお借りして、講師は定年後に自宅で蕎麦打ち道場を開き、同好の人達に蕎麦打ちを指導されている石黒さんにお願いしました。
大使館側からは 6 人の夫人達と 5 人の子ども達が参加しました。
まず、準備の段階で皆さんが驚いたのは蕎麦打ち台と麺棒の大きさでした。
また、頭の先から爪先まで白で統一された清潔できりりとしたプロの職人さん顔負けのいでたちの石黒さんの姿に目を見張りました。また、使用される蕎麦猪口、包丁から日本手ぬぐいなどにも興味津々な様子でした。今までも何度か寿司、すき焼き、天ぷらといった日本料理の講習会もやってきましたが、今回のように姿、道具といったビジアルなものから入っていくのも効果的だと実感しました。
蕎麦に髪の毛が入ってはいけないということで、夫人達も全員ウズベク女性らしい華やかなナイロンのスカーフを結んで、真剣に取り組む姿はとても美しいものでした。
蕎麦打ちの過程の中で、彼女達が一番興味を示したのは、蕎麦を四角く延ばすということでした。これからはサモサの生地を延ばすときに参考にしたいとのことでした。
茹で上がった香り豊かな新蕎麦を、季節の天ぷらとともに、ダシのきいたつゆでいただけたことは至福のひとときでした。
(文責:金尾 憲子)
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2007年2月24日(掲載) |
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