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瀬戸田町での「ウズベキスタン展」は盛況でした
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10月21日(金)〜23日(日)の3日間、広島県豊田郡瀬戸田町で「" シルクロードの国 "ウズベキスタン展」を開催しました。
瀬戸田町は瀬戸内海に浮かぶ小島ですが、「平山郁夫美術館」がある同画伯の生まれ故郷で、町民の方々も「シルクロード」は遠いところではありながら、親しみを持っておられます。
今回の開催にあたりましては、瀬戸田町教育委員会の多大なご理解を頂きました。町立の素晴らしい「ベル・カントホール」をご提供くださり、3日間の展示と22日(土)の晩には嶌会長の講演「シルクロードの日本人伝説と21世紀」を行うことができました。協会からは 島に一昨年越された江田さん御夫妻、ウズベキスタンの留学生ザリーナさんを加え、協会員6名がスタッフとして参加しました。
展示会場では、入口に大きな地図を作り、グレートシルクロードの交差点に位置するウズベキスタンの国と主だった町を紹介し、サマルカンド・ブハラ・ヒワの歴史的建造物、ナボイ劇場、故渡辺豊さん撮影の「ウズベクの人々」等の写真パネルを飾りました。民芸品コーナーでは、会員が持ち寄った民族衣装、スザニ、アトラス、木彫品、陶器、人形、細密画、香辛料からお鍋まで展示しました。
展示会には、3日間で延500名以上の方が来場され、「ウズベキスタン」に興味を持って楽しんで頂きました。先生に引率された小学生や老人ホームのお年よりの姿も見えました。催し物の一つ、ウズベキスタンの民族衣装を着て写真を取るコーナーは大人気で 留学生ザリーナさんが大いに活躍しました。
嶌会長の講演には、300名程の皆様が熱心に耳を傾けられました。講演会来訪者には記念のお菓子を差し上げましたが、予想以上の盛況で、在庫がなくなるほどでした。冊子「ナボイ劇場建設の記録」をお求めになった方々の会長サイン会にも長い列ができ、「良かった」「面白い話だった」と大好評でした。
開催期間中、我々スタッフも町の人々とたいへん温かい交流をさせて頂きました。また、駐日ウズベキスタン大使館からは、ウズベキスタン展開催にあたり感謝のお手紙を頂き、地方でウズベキスタン文化を紹介することの意義を改めて感じることができました。
会場をご提供いただき、さまざまな面でお力をお貸しくださった瀬戸田町教育委員会と瀬戸田町の皆様に、あらためて心より感謝を申し上げます。
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寄稿者:
林 経子 |
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2005年11月7日(掲載) |
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