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2003年度 文化交流委員会「日本語教室」活動報告
日本語は難しい?やさしい?
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ウズベキスタン大使館での日本語教室は、文化交流委員会の一環として、主として大使館員の奥様方に、日本語を教えながら交流も深めたいという趣旨で始まりました。
日本語指導だけでなく、日本文化も伝えたいということで、これまでに、料理、折り紙、着物着付け、お茶などの行事も織り込みながら、わきあいあいと日本、ウズベク両方の文化を楽しんでいます。
ただ残念なことは、大使館員の任期が2〜3年ということで、日本語が少し上手になり、コミュニケーションが交わせられるようになると、転勤で帰国または他国へ行かれてしまうことです。そして、新しい方が赴任され、また「あ・い・う・え・お」からの指導となり、なかなか前へ進展しません。
しかし、帰国後の奥様方から、日本語でカードをいただいたりすると、「ああ、日本語をまだ覚えていてくれている」と思わず感激してしまいます。
私たちが蒔いている小さな日本語の種が、少しでも、ウズベキスタンで芽を出してくれれば、こんな嬉しいことはありません。これからも、私たちは小さな種を蒔いていくつもりです。
〈藤本 美智子) |
2004年4月5日(掲載)
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